仕事をしながらFP2級に合格するまでの学習記録

FP

FP2級に合格するまで、私が特別な勉強法を使っていたわけではありません。
平日は通勤時間や昼休みにインプットし、問題演習は自宅やカフェで腰を据えて取り組む。

後半は一問一答で全体を復習し、本番前は模試を繰り返す。
振り返ってみると、かなりオーソドックスな進め方だったと思います。

ただ、仕事をしながら勉強するとなると、まとまった時間を毎日確保するのは難しいです。

だからこそ、

どの勉強を、どの時間帯にやるか

を分けたことが、結果的には続けやすさにつながりました。
今回は、FP3級から2級合格まで、実際にどのように学習を進めたのかを振り返ります。

もともとFP3級を受けるつもりはなかった

最初から目標にしていたのは、FP2級でした。
正直、3級だけ取得して終えるつもりはありませんでした。

ただ、FP2級には受験要件があるため、私の場合はまず3級を取得する必要がありました。

そのため、

まず3級に合格して、そのまま2級へ進む

という流れになりました。

3級の勉強を始めた段階から、2級まで進むことはほぼ決めていたと思います。
結果的には、3級で学んだ内容がそのまま2級の土台になったので、遠回りだったとは感じていません。

むしろ、FPという資格がどのような分野を扱うのかを最初に広く知る期間になりました。

平日の通勤時間と昼休みはインプット中心

仕事をしながら資格勉強をしていると、平日にまとまった学習時間を確保するのはなかなか難しいです。

そこで私は、通勤時間と昼休憩をインプットの時間として使っていました。

主にテキストを読みながら、

  • どのような制度があるのか
  • それぞれの分野で何を学ぶのか
  • 用語や数字にどのような意味があるのか

を確認していました。

電車の中で問題集を広げ、計算したり長い問題を解いたりするのは、私にはあまり向いていませんでした。

一方、テキストを読むだけなら短時間でも進められます。

通勤時間や昼休みは、

新しい知識を入れる時間

として割り切っていました。

問題集は自宅やカフェで取り組んだ

問題演習は、自宅やカフェなど、ある程度落ち着いて勉強できるときにまとめて取り組みました。

FPの問題は選択式が中心ですが、ただ選択肢を眺めるだけではなく、
「なぜこれは正しいのか」
「どこが間違っているのか」
まで考えようとすると、それなりに集中力が必要です。

特に2級になると、選択肢の一部だけが微妙に違っていたり、似た制度が並んでいたりします。

そのため、私の場合は、

電車ではインプット
自宅やカフェでは問題演習

という形が一番やりやすかったです。

時間ではなく、場所によって学習内容を分けていた感覚に近いかもしれません。

学習後半は一問一答を電車でも使った

ただ、学習が後半に入ると少し変わりました。

一通り内容を学び終えた後は、新しい知識を入れるよりも、

全範囲を忘れていないか確認する

ことが重要になってきます。

そこで、電車の中でも一問一答問題を使うようになりました。
一問一答であれば、短時間でもサクサク進められます。

まとまった計算や長文を読む必要もないため、通勤時間との相性もよかったです。

この頃になると、
「ここは覚えている」
「この制度はかなり抜けている」
という差も見えるようになりました。

最初はインプットに使っていた通勤時間を、後半は復習時間へ切り替えた形です。

一番時間がかかったのは相続分野

FPでは複数の分野を学びますが、私が一番時間を使ったのは相続でした。
ただ、相続が特別難しかったという感覚ではありません。

むしろ、

今の自分には、まだあまり必要性を感じない分野だった

ことが大きかったと思います。

年金、社会保険、税金、資産運用などは、会社員として生活しているだけでも比較的身近です。
給与明細や源泉徴収票を見る機会もありますし、保険や資産運用について考える場面もあります。

一方、相続は当時の自分にとって、まだ少し先の話に感じていました。
そのせいか、知らず知らずのうちに集中力が落ちていたのかもしれません。

同じ時間テキストを読んでも、ほかの分野より頭に入るまで時間がかかりました。

今振り返ると、

難しいかどうかだけでなく、自分がその分野に興味を持てるか

でも学習速度はかなり変わるのだと思います。

本番前は模試を重点的に解いた

本番前に一番力を入れたのは模試です。

本試験を意識した問題を解きながら、

  • どの分野が抜けているか
  • どの程度時間がかかるか
  • 選択肢のどこで迷うか

を確認していました。

ただし、私には少し変わった解き方がありました。

模試を全部解き終えてから答え合わせをするのではなく、一問解くごとに答え合わせをして、解説まで読むようにしていました。

理由は単純です。

全部解き終えてから最初の問題へ戻ると、

あれ、この問題で自分は何に迷ったんだっけ?

となることが多かったからです。

間違えた直後や迷った直後なら、

  • どの選択肢と迷ったのか
  • どの知識が曖昧だったのか
  • なぜその答えを選んだのか

を覚えています。

その状態ですぐ解説を読む方が、私には復習しやすかったです。
本番形式の時間測定というより、模試を使った総復習という位置づけでした。

正解した問題でも安心しすぎない

FPの選択問題で厄介なのは、

なんとなく選んだら正解してしまう

ことです。

間違えた問題なら、当然復習します。

ところが、よく分からないまま選んで正解すると、一瞬安心してしまいます。

「正解だったから大丈夫か」
と、そのまま次へ進みたくなります。

でも、実力で正解したわけではないなら、次回も正解できるとは限りません。

そのため、たまたま正解した問題も、実質的には不正解に近いものとして解説を確認するようにしていました。

これは今でも、資格勉強全般で大事だと思っています。

FPの知識は、合格後に思ったより抜けた

FP2級に合格した後、少し意外だったことがあります。
思っていた以上に、知識が抜けていきました。

比較すると、簿記2級の内容は今でも比較的覚えています。
簿記では、仕訳を書いたり、計算したり、図を書いたりしながら問題を解きます。

自分で手を動かしながら考える量が多いため、記憶に残りやすい感覚があります。
一方、FPは選択式の問題が中心です。

もちろん考えながら解くのですが、場合によっては消去法や感覚で正解できてしまいます。

そのため、

試験では解けたのに、しばらくすると制度の細かい条件を忘れている

ということが結構ありました。

FPは一度合格したから終わりというより、必要なときにもう一度調べ直す前提の知識なのかもしれません。

仕事をしながらなら、勉強する場所を分けると続けやすかった

振り返ると、私のFP2級学習は、

通勤時間と昼休みはインプット
自宅やカフェでは問題演習
後半は通勤時間でも一問一答
本番前は模試で総復習

という流れでした。

勉強時間を毎日何時間と決めていたわけではありません。

むしろ、

今いる場所で、何なら無理なくできるか

を考えていました。

電車の中で無理に問題集を解こうとせず、読むだけにする。
腰を据えられるときに問題演習をする。

一周終わったら、移動時間も復習へ変える。
この使い分けが、自分には合っていました。

合格までを振り返って

FP3級から始めて、最終的にFP2級まで取得しました。

途中で特別な勉強法を見つけたわけではありません。

ただ、

  • インプットと問題演習の場所を分ける
  • 後半は一問一答で広く復習する
  • 興味が薄い分野ほど意識して時間をかける
  • 模試は一問ごとに解説まで確認する
  • たまたま正解した問題も復習する

といったことは、自分なりに工夫していました。

資格勉強は、勉強時間を確保できる人だけが有利というわけではないと思います。
通勤時間や昼休みのような短い時間でも、やる内容を決めておけば意外と積み重なります。

そして、まとまった時間が取れたときに問題演習へ集中する。
私の場合は、この繰り返しでFP2級までたどり着きました。

今はさらにAFP認定へ進もうとしています。
FP2級で学んだ内容も、思った以上に忘れているので、ちょうどよい復習になりそうです。

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