今年10月の宅建試験を受けるつもりで、7月中旬から勉強を始めました。
民法から学習を始め、ようやく一周目を終えたところです。
ただ、ここで一度立ち止まり、今年の宅建受験は延期することにしました。
宅建を諦めたわけではありません。
むしろ勉強してみて、法律を学ぶ面白さも少しずつ感じています。
それでも今の自分にとっては、宅建の合格を急ぐより、すでに取得しているFP2級と簿記2級の知識をもう少し実際に使えるところまで深める方が大切だと考えるようになりました。
今回は、なぜ7月から勉強していた宅建をいったん延期することにしたのか、その理由を書いておこうと思います。
7月中旬から10月の宅建試験を目指していた
宅建の学習を始めたのは7月中旬です。
試験は10月なので、最初から時間に余裕があるとは思っていませんでした。
そのため、最初はできるだけ早く全範囲を一周し、その後に問題演習を大量にこなすつもりでした。
実際、動画なども使いながら全体像をつかみ、テキストを読み進めていました。
最初に取り組んだのは民法です。
法律独特の言葉や文章に苦戦しながらも、ようやく一周目を終えることができました。
ここから残りの分野を進めて、問題演習へ移る予定でした。
ただ、勉強を続けながら、
「本当に今年の10月に受けることを最優先にした方がいいのだろうか」
と考えるようになりました。
一番大きな理由は、単純に時間が足りない
まず一つ目の理由はシンプルです。
始めるのが少し遅かった。
(少し言い訳がましいですが。。。。)
これに尽きます。
7月中旬から始めても、もちろん合格できる人はいると思います。
しかし、私の場合は仕事をしながらの勉強です。
民法を一周するだけでも、思っていたより時間がかかりました。
法律の文章は、一度読んですぐ頭に入るものばかりではありません。
さらに、本当に得点力をつけるには、テキストを一周するだけでは足りません。
一問一答や過去問を繰り返し、似た選択肢の違いまで判断できる状態にする必要があります。
そう考えると、
「試験日までに一応全範囲を終わらせる」
ことはできても、
「自分が納得できるだけ問題演習を積む」
ところまで持っていけるかは微妙だと感じました。
もう少し早く始めておけばよかった。
これは今回の反省点です。
もう一つ、FPと簿記をもっと使いたくなった
ただ、時間だけが理由ではありません。
もう一つ大きかったのが、これまで取得した資格について考えるようになったことです。
私はすでにFP2級と簿記2級を取得しています。
試験には合格しました。
知識も以前よりかなり増えました。
でも最近、
資格に受かったあと、その知識をどこまで使えているのだろう
と思うようになりました。
試験に合格するための学習と、実際の生活や仕事で使うための学習は、少し違います。
宅建という新しい資格へ進むことも面白い。
一方で、今持っている資格をもう少し深く使えるようにすることも、同じくらい意味があるのではないかと思い始めました。
FPは、自分の資産形成で使いたい
FP2級では、社会保険、税金、保険、金融資産運用、不動産、相続など幅広い分野を学びました。
ただ、以前の記事でも書いたように、FP2級に合格しただけで資産運用が急に得意になったわけではありません。
制度について、
「これはFPで学んだな」
と気づけることは増えました。
一方で、自分のお金を実際にどう運用していくかとなると、まだ学びたいことがたくさんあります。
資産配分をどうするのか。
税制をどう考えるのか。
どの程度リスクを取るのか。
長期的な資産形成をどう設計するのか。
試験問題の正解を選ぶ知識から、自分自身の判断に使える知識へ変えていきたいと思っています。
現在AFP認定に向けても動いているので、FPについては、資格の続きを取るだけでなく、実生活と結びつけながら学び直したいです。
簿記は、仕事で使う機会が増えてきた
簿記については、さらに実感があります。
最近、仕事で経理の方々と原価計算について話す機会が増えてきました。
以前なら、原価の話を聞いても、
「これは経理の世界の話だな」
と少し距離を感じていたと思います。
しかし工業簿記を学んだことで、材料費、労務費、製造間接費、標準原価、差異といった言葉の意味が分かるようになりました。
もちろん、簿記2級に合格しただけで原価管理の専門家になったわけではありません。
それでも、経理の方が何を話しているのか理解しやすくなり、自分から質問もしやすくなりました。
これは、資格を取った効果としてかなり大きかったです。
だからこそ今は、
せっかく仕事の中で簿記を使える場面が増えてきたのだから、もう少し深く学んでみたい
と思っています。
試験問題のための原価計算ではなく、実際の製造業で原価がどう管理され、どの数字を見て判断しているのか。
こちらの方に興味が向き始めています。
新しい資格を取ることだけが学びではない
資格学習を続けていると、
「次は何を取ろう」
と考えるようになります。
簿記2級に合格した。
FP2級にも合格した。
では次は宅建。
その次はFP1級。
というように、資格を増やしていくこと自体が目標になりやすいです。
私自身も、少しそうなっていたのかもしれません。
でも最近は、
合格した資格を、実際に使える知識へ変える時間も必要ではないか
と思うようになりました。
簿記2級を持っていても、実務の原価計算について何も話せなければ少し寂しい。
FP2級を持っていても、自分の資産形成にほとんど活かせていなければもったいない。
資格は取得した瞬間が完成ではない。
むしろ、そこから実際に使ってみることで初めて身につく部分もあるのだと思います。
宅建を諦めたわけではない
ここは自分の中でもはっきりしています。
宅建を諦めたわけではありません。
実際に民法を勉強してみて、法律独特の考え方は面白いと感じました。
FPで学んだ不動産分野を、さらに深く理解したいという気持ちも変わっていません。
だから、宅建には改めて挑戦するつもりです。
ただ、今年10月に無理に合わせる必要はないと判断しました。
一度立ち止まって、
FPはプライベートで使う。
簿記は仕事で使う。
まず、この二つをもう少し自分のものにする。
そのうえで宅建へ戻っても遅くはないと思っています。
今は「資格を増やす」より「資格を磨く」
7月中旬から宅建を勉強し始めたので、途中で延期することには少し迷いもありました。
ここまでやったのだから、そのまま受験した方がいいのではないか。
そんな気持ちもあります。
ただ、勉強した時間が無駄になったとは思っていません。
民法を一周したことで、法律の文章にも少し慣れました。
善意・悪意、第三者、心裡留保など、以前なら知らなかった考え方にも触れることができました。
次に宅建へ戻ったときは、完全なゼロからではありません。
だから今は、
宅建をやめる
ではなく、
宅建をいったん置いて、FPと簿記を磨く
という感覚です。
FP2級と簿記2級は、すでに取得しました。
これからは合格証を増やすだけではなく、その知識を生活や仕事の中で使えるところまで持っていきたい。
今の自分には、その時間が必要なのだと思います。
宅建には、また戻ってきます。


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